ご縁はひょんなことから …
夕方前、客室の窓サッシの具合が悪いということで調整に客室へ
直しながら、そのご夫婦さんとお話ししていると
今日は鳴門の馴染みの船頭さんに船を出してもらって
鳴門海峡に鯛を釣りに行かれてたとのこと
そんなん聞いたら、見たくなるのが仕事の性 …
車の後ろに積んだ大きなオレンジのクーラーボックスに
あまりにも大きくて立派な鯛がたくさんおりましたので
このまま明日帰られてから下処理されるのでは、なにかとても勿体ない気がして
「よかったらさばいて持って帰られますか?」
あれから5年 …
年に5.6回こうして釣りの帰りに宿泊してくださるようになり
釣ってきた立派な魚をちょっとだけ残して
「残りは子供さんやお客さんに使ってあげて」と
おすそ分けとは言い辛いくらいのお土産もいただくように …
宝楽焼きや煮付け、塩蒸しなど突然やってくる豪華な夕食に
子供たち3人が取り合いになりながら食べてる風景を
横目で見ながら仕事ができることに満たされた幸せを感じておりました
今ではそのひとりは島を離れて一人暮らし …
月日の長さを実感してしまいます
それも含めて、今宵もこうしてお越しいただけることに
長い間、良いお付き合いをさせてもらってるな、と身に沁みて思います
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